男子テニスのオエイラス・オープン（ポルトガル/オエイラス、レッドクレー、ATPチャレンジャー）は２０日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク１１２位のダニエル太郎が同１２１位のＨ・デリエン（ボリビア）を6-1，3-6，6-1のフルセットで破り、ベスト４進出を果たした。

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ダニエルはこの日、２度のブレークチャンスをどちらも決め切る決定力を見せ第１セットを先取。第２セットではデリエンに３本のサービスエースを決められるなどリターンで苦しむと、サービスゲームでは１度ブレークを許してセットカウント１－１に追いつかれる。

それでもファイナルセットではファーストサービスが入ったときに７７パーセントの確率でポイントを獲得。１度ブレークされたものの、リターンゲームでは３度のブレークに成功し、１時間５４分の熱戦を制した。

２８歳のダニエルは準決勝で世界ランク１１４位で１８歳のＣ・アルカラス（スペイン）と対戦する。アルカラスは準々決勝でワイルドカード（主催者推薦）で出場している同３１３位のＧ・エリアス（ポルトガル）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第７シードのＦ・バグニス（アルゼンチン）や世界ランク１５１位のＨ・ガストン（フランス）（フランス）が４強へ駒を進めている。

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