男子プロテニス協会のATPは２０日に公式サイトで、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル（スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500）に第２シードで出場しているＳ・チチパス（ギリシャ）を特集した。

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２２歳のチチパスは２０１８年の同大会で、ツアー初の決勝進出を達成。Ｒ・ナダル（スペイン）に敗れたものの、準優勝を飾った。

「あの決勝がツアーでの活躍の始まりだった。あの頃は１８歳とかで、テニス界に自分を売り込み始めたあたりの時期だった。決勝は思うようにはいかなかったけど、学ぶことがたくさんあった」

「あのような舞台に立つことが僕がテニスを選んだ理由。タイトルに手が届くところで戦っていたい。小さいころからテニスが好きなのは、ナダルやフェデラー、ジョコビッチのプレーを観て育ったからだ。彼らのような選手になりたいと思ったんだ」

「今僕はトップ選手たちと競い合えている。それがとても大事なことだ。ポイントも加算されているし、このまま週ごとにプレーしていきたい」

今大会のシード勢は１回戦免除のため、チチパスは初戦となる２回戦で世界ランク８６位のＪ・ムナル（スペイン）と対戦する。

また、前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）では決勝でＡ・ルブレフにストレートで勝利。今季初優勝、通算６勝目をあげた。

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