男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク87位の
F・デルボニス(アルゼンチン)を6-1,6-2のストレートで破って全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来 約2カ月ぶりの復帰戦を白星で飾るとともに、初戦突破を果たした。
>>ナダルらモンテカルロ対戦表<<>>【YouTube】ラケット選びの極意Part2 メーカー別の特徴とは、秘密兵器でスイングウエイトを測定<ウインザー池袋店】 Tennis Racket<<上位8シードは1回戦免除のため、この日が初戦となったナダル。背中の張りのため全豪オープン準々決勝で敗れて以降はツアーを離脱していたが、この日は序盤から強烈なストロークを武器にデルボニスを攻め立てると第2ゲームで幸先よくブレークに成功。その後も絶妙なドロップショットを放つなど流れを掴み、サービスゲームではファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどブレークを許すことなく第1セットを先取した。
第2セット、ナダルはデルボニスの強烈なフォアハンドを難なく返球し徐々に主導権を握ると、第1ゲームで先にブレーク。その後もフォアハンドのダウンザラインを放つなど圧倒したナダルは、第4ゲームでこの試合初めてのブレークを許したものの、1時間20分で勝利を決めた。
2018年以来3年ぶり12度目のロレックス・モンテカルロ・マスターズ制覇を狙う34歳のナダルは、8強入りがかかる3回戦で第14シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。両者は15度目の顔合わせでナダルの13勝1敗。直近では昨年2月のメキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、 ATP500)準決勝で、そのときはナダルがストレート勝ちをおさめた。
ディミトロフは2回戦で世界ランク53位の
J・シャルディ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっていたため、今年が2年ぶりの開催となる同大会。第1シードは
N・ジョコビッチ(セルビア)、第4シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第5シードは
A・ズベレフ(ドイツ)、第6シードは
A・ルブレフ、第7シードは
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第8シードは
M・ベレッティーニ(イタリア)となっている。第2シードの
D・メドベージェフは、12日の検査で新型コロナウイルスの陽性が確認され棄権となった。
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