男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は15日、グループ・ロンドン2020の予選ラウンドロビン第1戦が行われ、第3シードの
D・ティーム(オーストリア)が第6シードの
S・チチパス(ギリシャ)を7-6 (7-5), 4-6, 6-3のフルセットで破り、1勝目をあげた。
>>ATPファイナルズ組み合わせ表<<Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
大会初日、ティームはチチパスに6本のサービスエースを決められるなど苦戦するもタイブレークの末に第1セットを先取。第2セットを落としセットカウント1−1に追いつかれたが、ファイナルセットでは6本のサービスエースを決めるなどチチパスにブレークを許すことなく勝利した。試合時間は2時間17分。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはティームのコメントが掲載されている。
「この大会に出場してきた数年間で、いいスタートを切ること、つまり最初の試合に勝つかどうかがいかに重要かを経験してきた。今日はそれができたことをとてもうれしく思っている」
昨年のNitto ATPファイナルズ決勝でチチパスに敗れて準優勝に終わっていたティーム。今回約1年ぶりの対戦でリベンジを果たしたことについては「去年とは違っていた。試合を通して(両者の)ブレークが2回しかなかった。ここのコンディションはとても速いから、勝てたことにとても満足している。この大会でトップ10の選手に勝てることは特別なことだし、ステファノス(チチパス)に勝つのはより特別。彼はすでに多くのタイトルを獲得しているから」と語った。
ティームはグループロンドン2020の第2戦で第2シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは同日行われた第1戦で第7シードの
A・ルブレフ(ロシア)をストレートで下している。
一方、敗れたチチパスは第2戦でルブレフと顔を合わせる。
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