男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク35位の
錦織圭が同44位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-4, 7-6 (7-3)のストレートで破り、復帰後2大会目で初白星をあげた。錦織にとっては、昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)2回戦以来 約1年ぶりの公式戦勝利となった。
>>錦織らBNLイタリア国際 対戦表<<>>錦織2回戦 1ポイント速報<<錦織は前週のジェネラリ・オープン(オーストリア/ キッツビュール、レッドクレー、ATP250)で復帰したが、単複初戦敗退を喫した。
この日は序盤からバックハンドのウィナーやネットプレーを決めた錦織はサービスエースを放った際に「カモン!」と口にして自身を鼓舞。
サービスキープが続く中、第9ゲームでラモス=ヴィノラスにブレークチャンスを与えるもサーブ・アンド・ボレーを決めるなどでピンチをしのぐと、第10ゲームではミスを誘い出してブレーク。第1セットを45分で先取した。
第2セット、錦織は第7ゲームでブレークポイントを握られたが、サービスエースを決めてキープに成功。その後は5本のマッチポイントを逃したがタイブレークを制し、2時間を超える戦いに終止符を打った。
2回戦では、第10シードの
S・ワウリンカ(スイス)と予選から勝ち上がってきた世界ランク249位の
L・ムセッティ(イタリア)(イタリア)の勝者と対戦する。
今大会の第1シードは
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードは
R・ナダル(スペイン)、第3シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第4シードは
M・ベレッティーニ(イタリア)、第5シードは
G・モンフィス(フランス)、第6シードは
D・ゴファン(ベルギー)、第7シードは
F・フォニーニ(イタリア)、第8シードは
D・シュワルツマン(アルゼンチン)。
日本勢では、世界ランク50位の
西岡良仁も出場し、1回戦で同39位の
M・キツマノビッチ(セルビア)と顔を合わせる。
世界ランク92位の
内山靖崇、同94位の
杉田祐一、同117位の
ダニエル太郎は予選で敗退した。
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