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錦織圭が今までツアーで戦った試合を特集。11日は2015年6月のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)1回戦の錦織vs
D・ティーム(オーストリア)に注目する。
当時第2シードとして大会初う優勝を狙っていた25歳の錦織は1回戦で21歳の若きティームと対戦した。ティームは前月に開催されたニース・オープン(フランス/ニース、クレー、ATP250)でツアー初優勝を飾り、勢いに乗っていた。
第1セット、錦織は第1ゲームでいきなりブレークに成功するも、その後はティームの強打に苦しみブレークバックを許す。それでも最後は錦織がポイントを勝ち取り先行する。
第2セットでは錦織がドロップショットなどを駆使してティームを翻弄し、1時間50分で勝利した。試合結果は7-6 (7-4), 7-5。試合を通して錦織は10度のブレークチャンスを握られたが、1ブレークに留めるなど粘りのプレーを見せた。
試合後錦織は「タフな相手だし、サーブも背のわりに結構良い。フォアもしっかりしているし、ウィナーもとられることはわかっていた。最高ではなかったけど、こういうタフな試合を勝てたということは、また次のチャンスにも繋がる。まずは良い出だしかなと思う」と語った。
その後、錦織は2回戦で
D・ブラウン(ドイツ)、準々決勝で
J・ヤノヴィッツ(ポーランド)を撃破し、準決勝に進出。
A・セッピ(イタリア)と対戦したが、左足にテーピングを巻いた錦織は第1セット途中1−4の時点でトレーナーを呼び、試合続行不可能と判断。途中棄権を申し入れ、大会初の決勝進出を逃した。
同大会はセッピを6-7 (1-7), 4-6のストレートで下した
R・フェデラー(スイス)が8度目の制覇を飾っている。
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