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錦織コーチの王者撃破に注目

マイケル・チャン
1989年全仏オープンのマイケル・チャン
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは1日に公式サイトで、1989年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)4回戦、M・チャン(アメリカ) vs I・レンドル(アメリカ)を特集した。

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当時17歳だったチャンは、2度目の同大会出場で当時世界ランク1位だったレンドルと激突。レンドルは全仏オープンをすでに3度制覇していた。

試合はチャンが2セットダウンの展開に追い込まれる。しかし、その後はチャンが3セットを連取し、4-6, 4-6, 6-3, 6-3, 6-3の逆転で勝利をおさめた。

当時チャンのコーチであったジョセ・ヒグエラス氏は「次の日に生き残るためには、どんなことでもしなければならなかった。序盤はセンターコートでレンドルと対戦することなど含め、全てにおいてチャンが気持ちよくプレーできない状況にあった。しかし試合が進むにつれて徐々に動きがよくなっていき、逆にレンドルが緊張し始めていた」と明かした。

「スコアが拮抗していき、レンドルはさらに硬くなっていった。そしてチャンはいつも通りのリラックスしたプレーを最後まで貫いた」

「あの試合はレンドルというより、チャンがどうプレーするかによって変わっていたと思う。レンドルは試合を支配しようとしていたが、チャンが波に乗ったらレンドルの方の動きが鈍くなっていった」

「チャンはカウンターを得意とする選手で、スピードと頭脳を使ったプレーが得意だった。レンドルは強烈なフォアハンドを持っていたから、シンプルにバックハンドを打たせるようにプレーをしていた」

同大会でのチャンの快進撃は止まらず、決勝では当時世界ランク3位だったS・エドバーグ(スウェーデン)をフルセットの末に撃破し、史上最年少でグランドスラム制覇を達成した。

チャンは現在、世界ランク31位の錦織圭のコーチとして共に活動中。昨年11月にはM・ミルニ(ベラルーシ)氏を新たなコーチとしてチームに迎え入れた。

今シーズンの全仏オープンは本来、5月24日から6月7日にかけて開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて9月20日から10月4日までの開催へ延期が発表されている。




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(2020年6月2日15時40分)

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