男子テニス協会のATP公式サイトは20日、世界ランク34位の
J・シュトルフ(ドイツ)のインタビューを掲載した。テニスへの心構えや試合との向き合い方について語っている。
<YouTube>【伊藤 竜馬】ラケットバッグの中を全て公開してくれました>>YouTube テニス365チャンネル<<29歳のシュトルフはダブルスではこれまで3度のタイトルを獲得しているものの、シングルスではツアー無冠。今シーズンは2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)で
R・バウティスタ=アグ(スペイン)や
N・バシラシヴィリ(ジョージア)を破り、8強入りを飾っている。
シュトルフはインタビューで「もし高校生のころの自分に声をかけるとしたら『このままテニスを続けろ、うまくいく』だね。これからも楽しいテニスを続けていきたい。素晴らしい旅路だと思う」と語った。
「大会や新シーズンに足を踏み入れるたびに目標を設定する。目的の無い人生はとても退屈。常に自身を鼓舞して、そのターゲットに向かわないといけない。その目標はいつも達成できるとは限らないけど、取り組むことが大事なんだ。もし僕が目指す場所を低く設定していたら、それは本当の欲に忠実なわけではない。心の奥底ではやりたいことを知っているしね。時々自分でプレッシャーをかけるときもある」
また、テニスというスポーツの特性についても話した。
「テニスはほぼ毎週負けなくてはいけないスポーツ。上手にプレーしても負けることがあることを理解しないといけない。自信と集中力を保つことは本当に難しいんだ。僕らは達成したことに満足する必要はあるとは思うけど、常にそれ以上を求めないと先が続かない。去年は良い1年だったけど、今年も高い目標を立てたい。最悪なのは目標を低いものにして達成したときに『大丈夫だ』って思うこと。達成できない目標でもチャレンジしてみないといけない」
最後に「選手として、ハードファイターとして、そして人として覚えておきたいのは、自分の思いに忠実なこと。僕のキャリアでは夢がキーワードだった。幼いころからコートで戦うという経験はとても大事。全ての試合でベストを尽くし楽しむこと。それが必要なことだと思う」と述べた。
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