初Vへ「トロフィー持ち帰る」

テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は３０日、女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク３２位のＧ・ムグルサ（スペイン）が第４シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）を7-6 (10-8), 7-5のストレートで破り、初の決勝進出を果たした。

＞＞ティームvsズベレフ 1ポイント速報＜＜

この試合、１０本のサービスエースを決めたムグルサはハレプに３度のブレークを許したものの、リターンゲームではそれを上回る４度のブレークに成功。２時間５分で２０１７年のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）以来の四大大会で決勝進出を決めた。

２０１６年の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）と翌年のウィンブルドンを制しているムグルサは会見で「シモナ（ハレプ）とはタフな準決勝になることは分かっていた。彼女はとても良い選手。気温も相まってフィジカル的にも厳しい試合になった」と語った。

「小さな違いを説明するのは難しい。色んなショットを使い分けポイントを構成していくことが大事。それは文字通りコンマ数秒、数ミリの違い。とてもデリケートなもの」

最後に「私のミッションはここからトロフィーを持ち帰ること。それは間違いない」と話した。

２６歳のムグルサは四大大会３勝目をかけて、決勝で第１４シードのＳ・ケニン（アメリカ）と対戦する。ケニンは準決勝で第１シードのＡ・バーティ（オーストラリア）をストレートで下しての勝ち上がり。

「全豪オープンテニス」
2020シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープン。今年の行方を占うトッププレーヤーたちの熱い戦いに世界中が注目する！

【放送予定】
1月20日（月）～2月2日（日）ＷＯＷＯＷにて連日生中継［大会第1・2日無料放送

■詳細・放送スケジュールはこちら＞