テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は1日、男子シングルス4回戦が行われ、第23シードの
S・ワウリンカ(スイス)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)の途中棄権により、6-4, 7-5, 2-1の時点で勝利して2016年以来3年ぶり6度目のベスト8進出を果たした。
>>大坂ら全米OP対戦表<<>>大坂vsベンチッチ 1ポイント速報<<この試合、ワウリンカはファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得。過去5勝19敗のジョコビッチをセットカウント2-0と追いつめるが、第3セット途中でジョコビッチが左肩の負傷により途中棄権し、1時間46分で8強へ駒を進めた。
試合後の会見でワウリンカは「観客の皆さんの前で見せられたレベルには非常に満足。世界ランク1位の選手と対戦することは当然とても特別なこと。あんな風に彼(ジョコビッチ)が途中棄権して終わりになってしまったことは残念だが、自分にとって最も大切なことは今日のプレーや動きだった。今夜の試合はとてもレベルの高いものだったと思う。それが一番大事なこと」とコメントした。
「彼が途中で止めたのは驚きだった。彼のようなチャンピオンとの対戦は当然常に驚きがあるもの。これまでもそんな経験は何度もしてきたから、ノヴァークのベストのテニスとの対戦を期待していた。しかし、彼が万全ではないのは見て分かった。それでも、繰り返すことになるが、それは驚きだったのは確かなこと」
また、ジョコビッチが棄権するときに観客からブーイングが起きたことについては「びっくりした。彼は良き友人。彼のことはとても良く知っているし、素晴らしいチャンピオンだ」と述べた。
2016年以来3年ぶり2度目の全米オープン制覇を狙う34歳のワウリンカは、ベスト4入りをかけて、第5シードの
D・メドヴェデフ(ロシア)と対戦する。両者は2度目の顔合わせでメドヴェデフの1勝。メドヴェデフは4回戦で世界ランク118位のD・コプファー(ドイツ)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第3シード
R・フェデラー(スイス)、世界ランク78位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)が8強へ駒を進めた。
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