テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は14日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードの
R・フェデラー(スイス)を7-6 (7-5), 1-6, 7-6 (7-4), 4-6, 13-12 (7-3)のフルセットで破り、2年連続5度目の優勝を果たした。
決勝戦、序盤から両者一歩も譲らず第1セットはタイブレークへ突入。ジョコビッチはフェデラーとの激しいラリー戦の末に終盤でポイントを連取し、このセットを先取する。
第2セットに入ると、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率が100パーセントのフェデラーに圧倒される。さらに3度のブレークを許して、セットカウント1-1となる。
第3セット、ジョコビッチは第10ゲームでフェデラーにセットポイントを握られるピンチを迎えるも、これをしのいで再びタイブレークへ。高い集中力を保ったジョコビッチがこのセットを取り、勝利へ王手をかける。
第4セット、ジョコビッチはゲームカウント2-5とリードを許すと挽回できず、ファイナルセットへ突入。
その後、息を吹き返したジョコビッチが第6ゲームで最後パッシングショットを決めて先にブレークするもフェデラーに反撃を許し、第16ゲームでは2本のチャンピオンシップポイントを握られ崖っぷちに追い込まれる。
しかし、このピンチをしのぐとタイブレークの末に4時間半を超える死闘を制した。
一方、敗れたフェデラーは2017年以来2年ぶり9度目の優勝とはならなかった。
「
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