デルポ復帰戦は8強止まり

男子テニスのデルレイビーチ・オープン（アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250）は２２日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードのＪ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）は世界ランク８４位のＭ・マクドナルド（アメリカ）に4-6, 6-3, 6-7 (5-7)のフルセットで敗れ、２０１７年以来２年ぶり４度目のベスト４進出とはならなかった。

この試合、第１セットを落としたデル=ポトロだったが、第２セットではファーストサービスが入った時に１００パーセントの確率でポイントを獲得するなど本来の調子を取り戻し、セットカウント１－１に追いつく。

ファイナルセットでもブレークチャンスを与えなかったデル=ポトロだが、タイブレークでは最後にマクドナルドにスマッシュを決められ、２時間１８分で力尽きた。

３０歳のデル=ポトロは昨年負傷した膝のけがから、約４カ月のツアー復帰戦となっていたが、同大会２０１１年以来８年ぶりの優勝を飾ることができなかった。

一方、勝利した２３歳のマクドナルドは大会初の４強へ駒を進めた。決勝進出をかけて、世界ランク８２位のＲ・アルボット（モルドバ）と対戦する。アルボットは準々決勝で第４シードのＳ・ジョンソン（アメリカ）を逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第２シードのＪ・イズナー（アメリカ）、Ｄ・エヴァンス（イギリス）がベスト４進出を決めている。

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