4強チチパス「良い試合」

男子テニスのオープン１３・プロヴァンス（フランス/マルセイユ、ハード、ATP250）は２２日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードのＳ・チチパス（ギリシャ）が世界ランク１４１位のＳ・スタコフスキ（ウクライナ）を6-4, 6-3のストレートで破り、ベスト４進出を果たした。

この試合、サービスで主導権を握ったチチパスはファーストサービスが入った時に８４パーセントの高い確率でポイントを獲得。初対戦となったスタコフスキにブレークチャンスを与えることなく、１時間８分で４強入りを決めた。

男子テニス協会のATP公式サイトでチチパスは「最初から最後まで良い試合だった。スマートにプレーでき、精神的にもコントロールできていた。さらに良くプレーすることができると分かってはいるが、最大の課題は試合ごとにもっと良くなっていくこと」と語っている。

２０歳のチチパスは大会初の決勝進出をかけて、準決勝で第３シードのＤ・ゴファン（ベルギー）と対戦する。両者は５度目の顔合わせで２勝２敗。ゴファンは準々決勝で第６シードのＧ・シモン（フランス）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には世界ランク５０位のＭ・ククシュキン（カザフスタン）と同７５位のＵ・ウンベルが４強へ駒を進めた。

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