世界ランキング8位の
Ka・プリスコバ(チェコ)の新コーチに、元2位で1994年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)女王、
C・マルティネス(スペイン)が就いたことを、マルティネスの公式Twitterおよび女子テニス協会のWTA公式サイトが明らかにした。
現役時代、フォアハンドそして片手バックハンドから繰り出す豪快なトップスピンを武器としたマルティネスは、1994年のウィンブルドン決勝で
M・ナブラチロワ(アメリカ)を破ってグランドスラム初優勝を飾り、その後も全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で準優勝。全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では4強入りを果たす等、すべてのサーフェスで結果を残し、シングルスでツアー通算33タイトルを誇る。
マルティネスは引退後、女子国別対抗戦のフェドカップと男子のデビスカップでスペインチームをキャプテンとして率いたほか、2017年には
G・ムグルサ(スペイン)のコーチを務め、ムグルサをウィンブルドン優勝へ導いた実績をもつ。
プリスコバは2017年に世界ランキング1位を記録するも、グランドスラムでは2016年の全米準優勝が最高成績で、全豪はベスト8、全仏はベスト4、ウィンブルドンでは4回戦が最高。
今年9月の東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018(東京/立川、室内ハード、プレミア)では、決勝で
大坂なおみを6-4, 6-4で破り、今季2勝目を挙げた。
両者は既に今年の全米オープンでもタッグを組んでおり、ダブルスで元世界ランキング1位の
R・スタブズ(オーストラリア)もこのチームに加わる。
マルティネスは「カロリーナはフィジカル面で大きなポテンシャルを持つプレーヤー。さらなる成長のために提案を受け入れ、そして特訓のためのモチベーションを備えている」とコメント。
プリスコバのチームは、マルティネスが拠点としているスペインのテネリフェで、来年1月7日に開幕するシドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、プレミア)、そして翌週の全豪に向けて準備をしている。
「新シーズン開幕へ!
錦織圭・大坂なおみ 勝負の年」
開幕直前のテニス2019年シーズンを
松岡修造がプレゼン!錦織圭、大坂なおみらの活躍が期待される新シーズンの見どころを一挙紹介する。
【放送予定】
12月22日(土)午後3:50
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