男子テニス協会ATPの公式サイトは30日、世界ランク29位の
D・シャポバロフ(カナダ)が11月6日から開幕する21歳以下の最終戦 ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ (イタリア/ミラノ、室内ハード)を欠場すると発表した。
>>錦織らパリ・マスターズ対戦表<<>>錦織vsマナリノ 1ポイント速報<<21歳以下の「ネクストジェネレーション」が出場するこのツアーは昨年新設された大会。1月からレギュラー・シーズン終了までに獲得したポイントで上位7選手と主催者推薦枠1名の8選手が出場予定。
19歳のシャポバロフは今年、デルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)、楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス 2018(日本/東京、ハード、ATP500)で4強入りなどの活躍で、ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズへの出場が確定していた。
シャポバロフはATP公式サイトで「世界中を転戦する長い一年だった。そして最終戦を欠場するのはとても残念なこと。去年は素晴らしい時間を過ごして、今までプレーしたどの大会にもなかったことだった。ミラノの最高のファンの方々や、ツアーでも活躍している若い選手たちとの戦いを恋しく思うだろう」
また、自身の公式インスタグラムでは2018年を総括する内容を投稿。
「何という1年だったか。とても多くの素晴らしい思い出、経験、そして瞬間。フルにATPツアーに参戦した初めてのシーズンで、多くのことを学んだ。シーズンを通して力強い応援をしてくれるファンの支えにはとてもありがたく感じている」
「そんなファンなしでは成し得なかった。19歳にして今いるポジションにいられるなんて想像できなかった。そのお陰で、2019年もこの勢いを維持するためにオフシーズンをまた激しい練習へと高いモチベーションを与えてくれている」
「自分のチームにも感謝したい。肉体的にも精神的にも最高の状態を維持するために努力してくれた。特に本当に必要としたときにはいつも以上にそうしてくれた。世界のトップ30。そして来年は更なる高みを目指すために準備できている。世界中のファンから与えられた愛情と声援には本当に感謝している。そんなファンの方々はこれから何年先もまたこうしてプレーしたいと思わせてくれている」
同大会には
S・チチパス(ギリシャ)、
F・ティアフォー(アメリカ)、A・デ ミナー、
A・ルブレフ(ロシア)、
J・ムナル(スペイン)、
T・フリッツ(アメリカ)が出場を確定させており、シャポバロフの代わりには21歳で世界ランク79位の
H・ホルカシュ(ポーランド)が出場する。
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