男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は14日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第13シードの
B・チョリッチ(クロアチア)を6-3, 6-4のストレートで下し、2015年以来3年ぶり4度目の優勝を果たした。
この試合、第6ゲームでブレークに成功したジョコビッチは、チョリッチにブレークチャンスを与えることなく第1セットを先取した。
第2セット、ジョコビッチは第1ゲームでブレークをすると、その後も安定したサービスやストロークで試合を優位に進め、1時間36分で勝利を手にした。
31歳のジョコビッチは、今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で完全復活の優勝を遂げると、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で史上初となる「ATPマスターズ1000」全9大会制覇の『ゴールデン・マスターズ』を達成。
さらに全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でもタイトルを獲得し、この日の勝利で連勝記録を18へ伸ばした。
また、15日に発表される世界ランキングでは
R・フェデラー(スイス)を抜き、2位へ浮上することが確定している。
一方、敗れた21歳のチョリッチは初の「ATPマスターズ1000」のタイトル獲得とはならなかった。
■関連ニュース
・ジョコビッチ「最高の名誉」・錦織との不平等にジョコ不満」・ジョコビッチ あわや失格処分■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報