テニス界の不正行為を防止するTIUは2日、調査に協力しなかった罪で22歳のB・ズルアガ=ガビリア(コロンビア)へ3年間の活動停止処分と5,000ドル(約60万円)の罰金を科したと発表した。
R・H・マクラーレン教授は2018年4月23日にロンドンで開かれた委員会で今回の事案を審議し、2018年5月2日に処分を実施した。
ズルアガ=ガビリアは、テニス腐敗防止プログラム(TACP)に定められている規定に反した。
「該当する選手は、TIUが行う調査に協力しなければならない。不正の罪に関わる証拠や情報を改ざんするなどしてはならない」
今回、ズルアガ=ガビリアは病気を理由に面談を拒否し、不正なダウンロードをした携帯電話を提出しなかった。度重なる要求があったにも関わらず、ズルアガ=ガビリアは面会を拒み続け、データが入っていない別の携帯電話を最終的に提出していた。
2017年7月29日、マクラーレン教授により暫定的に試合への出場を禁止されていた。数回にわたって非協力的な態度をしたことで、2017年9月21日にその処分が確定していた。
3年間の出場停止処分はすぐに適応された。公式戦への出場、全てのテニス組織が関わっている大会やイベントへの参加が禁止される。
ズルアガ=ガビリアは2013年9月にシングルスで自己最高位の1,491位を記録し、現在は1,957位。
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【放送予定】
2018年5月4日(金)~5月6日(日)
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