男子テニスのドバイ・ デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード 、ATP500)は27日、シングルス1回戦が行われ、第8シードの
杉田祐一が世界ランク147位の
I・イヴァシカ(ベラルーシ)を7-5, 6-1のストレートで下し、初戦突破を果たした。
>>杉田vsシュトルフ 1ポイント速報<<>>ドバイ選手権対戦表<<この試合、序盤から両者譲らぬストローク戦となったが、ミスが先行したイヴァシカの隙をついた杉田が第11ゲームで初のブレークに成功。続く第12ゲームで危なげなくサービスをキープし、第1セットを先取する。
第2セット、安定した試合運びでポイントを先行する杉田が第1ゲームでブレーク。第3ゲームで再び相手のサービスゲームを破ると、更にギアをあげた杉田がイヴァシカを一気に突き放し、ストレートで勝利した。
2回戦では、世界ランク56位の
J・シュトルフ(ドイツ)と対戦する。シュトルフは1回戦で、同417位の
A・ハイデル=マウアー(オーストリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
昨年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝を飾った杉田は、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)1回戦で
J・ソック(アメリカ)を破って大会初勝利。国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本vsイタリア(日本/岩手、室内ハード)ではシングルスで1勝をあげた。
しかし、その後は南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、ハード、ATP250)とABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)の2大会連続で初戦敗退を喫していた。
今大会の第1シードは
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第2シードは
L・プイユ(フランス)、第3シードは
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第4シードは
D・ズムル(ボスニア)、第5シードは
R・ガスケ(フランス)、第6シードは
P・コールシュライバー(ドイツ)、第7シードは
F・クライノビッチ(セルビア)。
また、その他の日本勢では世界ランク179位の
西岡良仁が同46位の
B・ペール(フランス)と対戦するも、7-5, 4-6, 1-6の逆転で敗れ、2回戦進出とはならなかった。
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