国際スポーツ記者協会のAIPSは12月29日に2017年の最優秀アスリートを発表し、男子の部ではテニスで現在世界ランク2位の
R・フェデラー(スイス)、女子の部ではテニスで元世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が選出された。
同賞は112カ国517名のジャーナリストの投票によって選出され、日本からも参加している。
2017年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)やウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)など7大会で優勝を飾り完全復活した36歳のフェデラーは、今回で4度目の受賞。人類史上最速のスプリンターと評される昨年引退した元陸上競技短距離選手のウサイン・ボルトの6度受賞に迫っている。
投票では1位のフェデラーが928票を獲得。続いて、サッカークラブのレアル・マドリードに所属するクリスティアーノ・ロナウドが788票、同じくサッカーでFCバルセロナに所属するリオネル・メッシが530票と続いてる。
4位にはF1ドライバーのルイス・ハミルトンが358票で入り、5位には男子テニスで現在世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)が351票で選ばれた。
一方、女子の部ではセリーナが651票を獲得して1位に輝いたが、リオデジャネイロ オリンピックで金メダルを3個獲得した競泳選手であるホッスー・カティンカが20票差の631票で2位につけた。
3位にはロンドン オリンピックで金メダルを3個獲得した陸上競技短距離選手のアリソン・フェリックスが495票、4位にはロンドン オリンピックとリオデジャネイロ オリンピックで計5個の金メダルを獲得したケイティ・レデッキーが442票で続いている。そして、女子テニスで現在世界ランク2位の
G・ムグルサ(スペイン)は351票で5位。
また、サッカーのクリスティアーノ・ロナウドが所属するレアル・マドリードがベストチーム賞を獲得した。
2017年に数々の賞を受賞したフェデラーは現在エキシビション 国別対抗戦ホップマンカップ(オーストラリア/パース、ハード)に出場しており、その後は15日に開幕する全豪オープンに出場予定。
9月に長女を出産したセリーナは12月30日に行われたエキシビジョンのムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード)で
J・オスタペンコ(ラトビア)に敗戦も復帰を飾った。セリーナも同じく全豪オープンにエントリーしている。
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