男子テニスで世界ランク22位の
錦織圭は、2017年12月29日に28歳の誕生日を迎えた。2007年にプロへ転向した錦織はプロ11年目となる2018年に、手首のけがからの復帰、さらに手が届いていないマスターズやグランドスラムの頂を狙う。
2017年は錦織にとって苦しいシーズンとなった。序盤はブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で準優勝、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で
R・フェデラー(スイス)に惜敗も6年連続6度目の16強入り。
今シーズンはスケジュールを変更し、4連覇していたメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、室内ハード 、ATP250)をスキップして、南米のクレー大会へ出場。アルゼンチ・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)では今季2度目の準優勝を飾ったが、リオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)では初戦敗退の波乱に見舞われた。
以降は手首の負傷など思うような戦いをすることができなかったが、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2年ぶり2度目のベスト8を果たした。
芝シーズン後、得意とするハードコートのシーズンに入ると8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)の練習中に右手首を負傷して長期休養へ入り、2011年以来6年ぶりとなる無冠のシーズンとなった。
錦織は31日開幕のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)を欠場したが、2018年1月のシドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)と全豪オープン、2月のニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)とアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)にエントリーしている。
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