男子テニスのチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第6シードの
J・イズナー(アメリカ)を6-4, 7-6 (7-0)のストレートで下し、2年ぶり5度目のベスト4進出を果たした。
>>杉田ら楽天オープン対戦表<<イズナーに対し過去6戦全勝のナダルはこの日、イズナーの強力なサーブに苦しめられるも第1セットの第9ゲームでブレークに成功し、そのままセットを奪う。続く第2セットでは両者譲らずタイブレークへ突入したが、1ポイントも落とさずに1時間43分で勝利した。
準決勝では、第3シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは同日の準々決勝で第5シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)をフルセットで破っての勝ち上がり。
ナダルは今シーズン、世界ランク9位からスタート。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)や全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を含む5大会で優勝し、8月には約3年2カ月ぶりに1位の座へ返り咲いた。
一方、敗れたイズナーは7月に2週連続優勝を果たすなどの活躍を見せ、現在世界ランク17位に位置している。
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