女子テニスのジャパン ウィメンズオープン(日本/東京、ハード、WTAインターナショナル)は13日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク108位の
奈良くるみが第6シードの
大坂なおみを6-3, 6-0のストレートで下し、3年連続の初戦突破を果たした。
>>土居vsディアス 1ポイント速報<<>>ジャパンウィメンズOP 対戦表<<両者の試合は12日に行われる予定だったが、雨による悪天候の影響で13日に順延となっていた。
この日、粘り強いストロークで大坂からミスを引き出した奈良が4度のブレークに成功して第1セットを先取。
続く第2セット、奈良はミスの少ない堅実なテニスを展開して第2ゲームで先にブレーク。リードを守りきってストレート勝ちをおさめた。
2回戦では、世界ランク57位の
ワン・チャン(中国)と対戦する。チャンは、1回戦で同99位の
シェ・シュウェイ(台湾)をストレートで下しての勝ち上がり。
25歳の奈良は、ジャパン ウィメンズオープンに3年連続8度目の出場。2013年には
M・プイグ(プエルトリコ)や
C・ガルシア(フランス)らを下してベスト4進出を果たした。
今シーズンは、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で4年連続の初戦突破。前週まで行われていた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では、元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)をフルセットで破る金星をあげ、4年ぶりの3回戦進出を果たした。
一方の大坂は、2年連続の初戦突破とはならなかった。
また、その他の日本勢では
伊達公子が1回戦で敗れて2度目の現役を引退。予選勝者の
加藤未唯は
日比野菜緒を破って大会初勝利をあげた。
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