テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日、女子シングルス4回戦が行われ、第1シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)が世界ランク91位の
J・ブレイディ(アメリカ)を6-1, 6-0のストレートで下し、2年連続のベスト8進出を果たした。
>>全米OP対戦表<<この日、第1セットでブレディにわずか1ゲームしか与えない試合を展開したプリスコバは、続く第2セットでも勢いそのままに攻め続け、わずか46分で勝利を手にした。
準々決勝では、
L・サファロバ(チェコ共和国)と
C・バンデウェイ(アメリカ)の勝者と対戦する。
ここまで、世界ランク1位のプリスコバは1回戦で
M・リネッタ(ポーランド)にストレートで勝利するも、続く2回戦で
N・ギブズ(アメリカ)、3回戦では第27シードの
ザン・シュアイ(中国)をいずれも第1セットを落とす苦しい試合を勝ち抜いてきた。
昨年の全米オープンで四大大会初の決勝進出を果たし、
A・ケルバー(ドイツ)にフルセットで敗れるも準優勝を飾った。
今季はツアー3大会でタイトルを獲得。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)後には初の世界ランク1位に上り詰め、女子プロテニス協会のWTA史上では23人目のナンバー1プレーヤーとなった。
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