テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は29日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク45位の
大坂なおみが昨年覇者で第6シードの
A・ケルバー(ドイツ)を6-3, 6-1のストレートで破る金星をあげ、2年連続の初戦突破を果たした。
>>全米OP対戦表<<第1セット、序盤から互角の打ち合いとなったが、大坂が第8ゲームで先にブレークに成功。直後の第9ゲームでブレークバックのピンチを迎えるも、これを死守して第1セットを先取する。
続く第2セット、勢いに乗る大坂が第1ゲームでブレークに成功。その後も粘り強くポイントを重ねてリードを守り、勝利を掴んだ。
2回戦では、世界ランク90位の
D・アレルトバ(チェコ共和国)と予選勝者の
R・ピーターソン(スウェーデン)のどちらかと対戦する。
昨年、大坂は全米オープン本戦に初出場。3回戦進出を果たしたが、地元の
M・キーズ(アメリカ)に逆転で敗れて16強入りを逃していた。
今シーズンは、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で
B・ストリツォワ(チェコ共和国)らを破って3回戦に進出。
前哨戦のロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、WTAプレミア5)は予選を突破して本戦に出場し、3回戦では世界ランク1位の
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)を相手に善戦を繰り広げた。
一方、昨年の全米オープンで四大大会2勝目を飾ったケルバーだったが、2010年以来7年ぶりに初戦で姿を消した。
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