女子テニスの江西オープン(中国/南昌、ハード、WTAインターナショナル)は28日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク88位の
日比野菜緒が同313位のルー・ジンジン(中国)を6-2, 6-3のストレートで下し、今季2度目のツアーベスト4進出を果たした。
この日、日比野は2度のブレークに成功して第1セットを先取。第2セットはバックハンドのダウン・ザ・ラインを決めるなどで第2ゲームで先にルーのサービスゲームを破った。第3ゲームはブレークバックを許したが、第8・第9ゲームを連取し、1時間9分で勝利した。
準決勝では、世界ランク147位の
ワン・ヤファン(中国)と対戦する。ワンは準々決勝で
シェ・シュウェイ(台湾)をストレートで破っての勝ち上がり。
22歳の日比野は、今年3月のALYAマレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、ハード、インターナショナル)で自身3度目のツアー決勝進出。今大会では2015年のタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、ハード)以来2度目の優勝を狙う。
一方、敗れた予選勝のルーは、2回戦で元世界ランク1位で第6シードの
J・ヤンコビッチ(セルビア)を下しての勝ち上がりだった。
■関連ニュース■
・扇風機で負傷 無念の途中棄権・日比野菜緒 雄叫びあげ決勝へ・日比野 準Vも復活印象付ける