男子テニスのホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は22日、シングルス準決勝が行われ、予選勝者で世界ランク249位の
M・エブデン(オーストラリア)が同131位の
P・ゴヨブジク(ドイツ)を6-3, 6-3のストレートで下し、ツアー初の決勝進出を果たした。
この試合、主導権を握ったエブデンはトータルで5度のブレークに成功。安定した試合運びでゴヨブジクを寄せつけず、1時間2分で勝利を手にした。
決勝では、第1シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。イズナーは、同日の準決勝で
B・フラタンジェロ(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
現在29歳のエブデンは、2012年10月に自己最高の世界ランク61位を記録。シングルスではタイトル獲得に至っていないが、ダブルスではツアー大会で4勝、2013年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ミックスダブルスでは
J・ガイドソバ(オーストラリア)とペアで優勝を果たした。
しかし、近年は怪我に苦しみ、2016年にはツアーを一時離脱。復帰後は下部大会に出場し、ランキングは現在249位まで落としている。
■関連ニュース■
・八百長疑惑 全仏など四大大会も・錦織、米に戻り練習開始・19歳ルブレフ 初の決勝進出