テニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は5日、女子シングルス2回戦が行われ、大会初の3回戦進出を果たした世界ランク59位の
大坂なおみが試合後の会見で、第10シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)について「これまでの人生全てで準備してきたようなもの。ただベストを尽くすまで」とコメントした。
>>錦織vsアグ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<5日、2回戦で第22シードの
B・ストリツォワ(チェコ共和国)と対戦した大坂は、「試合前に勝つためのプランがあった。第1セットはそれができていた」と話したように、第1セットを6-1で難なく先取。
第2セットでは1ゲームも取れずに落とす展開となるが、大坂はファイナルセットでさらに集中力を上げ、少ないチャンスをものにして1時間49分で勝利した。
会見では「(第2セットでは)緊張がどんどん増してきたから、リラックスするように努めた。でも、どんどんパニックになってしまった。第3セットは後悔がないように集中することだけ努力した」と試合を振り返った。
3回戦では、第10シードのヴィーナスと対戦する。
記者から、ヴィーナスが自身と大坂のプレーが似ていると発言していたと話すと「それは光栄なこと。ヴィーナスやセリーナがいなかったら、テニスを始めていなかったかも知れない。彼女達を見て育った。彼女が私の話をしていると聞くことさえ不思議な感じがする」と心境を明かした。
大坂とヴィーナスは、今年1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、インターナショナル)2回戦で対戦する予定だったが、ヴィーナスが怪我のために棄権したため、今回が初の顔合わせ。
最後に「オークランド(ASBクラシック)でも対戦の可能性があったけど、実現しなかった。いつかはくることだと感じていた。彼女が一番好きなサーフェース、一番好きな大会での対戦。あまり緊張しないことを祈るだけ」と、意気込みを語った。
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