テニスのウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)は4日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク44位の
杉田祐一が四大大会初勝利をあげて初戦突破。試合後の会見では「非常に嬉しいですが、もっといけると自信がある」と上位進出へ意欲を見せた。
>>錦織vsスタコフスキ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この日、世界ランク232位の
B・クライン(英国)に1度もブレークを許さず、7-6 (7-5), 6-3, 6-0のストレートで下した杉田は「まだここでは終わらないという気持ちが強かった」とグランドスラム初勝利に満足せず、更なる飛躍を誓った。
「これをステップにしたい」と口にした28歳の杉田は、前哨戦のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初優勝を果たし、男子史上3人目の快挙を達成。さらに世界ランキングでは
松岡修造の46位を抜いて、
錦織圭に次ぐ日本男子歴代2位の44位を記録した。
2回戦では、第19シードの
F・ロペス(スペイン)と
A・マナリノ(フランス)の勝者と対戦する。
同日には
ダニエル太郎が1回戦に登場したが、
M・ククシュキン(カザフスタン)に逆転で敗れた。
第9シードの錦織と世界ランク122位の
S・スタコフスキ(ウクライナ)の男子シングルス2回戦は、日本時間5日の21時(現地5日の13時)に開始予定。
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