テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9日、男子シングルス準決勝が行われ、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)が第1シードの
A・マレー(英国)との死闘を6-7 (6-8), 6-3, 5-7, 7-6 (7-3), 6-1のフルセットで制し、2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。
>>マレーvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>ナダルvsティーム 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<両者は今回が18度目の対戦で、マレーの10勝7敗。昨年のATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)予選ラウンドロビンでは、マレーがストレート勝ちをおさめている。
初優勝を狙うマレーは今大会、初戦で
A・クズネツォフ(ロシア)、2回戦で
M・クリザン(スロバキア)、3回戦で第29シード
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、4回戦で
K・カチャノフ(ロシア)、準々決勝では第8シードの
錦織圭を破って準決勝に駒を進めている。
一方、2年ぶり2度目の優勝を狙うワウリンカは、初戦で予選勝者の
J・コバリク(スロバキア)、2回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)、3回戦で第28シードの
F・フォニーニ(イタリア)、4回戦で第15シードの
G・モンフィス(フランス)、準々決勝で第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)をいずれもストレートで下して3年連続のベスト4進出を果たした。
また、同日には第4シードの
R・ナダル(スペイン)と第6シードの
D・ティーム(オーストリア)のシングルス準決勝も行われる。両者の試合は、フィリップ・シャトリエの第2試合に組まれ、マレーとワウリンカの試合終了後に開始予定。
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