テニスの全仏オープン・ジュニア2017の本戦出場権をかけた「全仏オープン・ジュニア2017ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES パリ決勝大会」(フランス/パリ、レッドクレー)は26日、女子シングルス予選グループBの永田杏里(愛知県/南山高等学校女子部所属/17歳)が2勝0敗で決勝進出を果たした。
2試合を終えた永田は「(決勝の舞台である)ローランギャロスで戦えることがすごく嬉しいです。」と笑顔を見せた。
「最初は緊張していた」と話した初戦はマリカ・マラーティ(インド)を圧倒し、6-1, 6-0のストレートで勝利した。
2戦目はアップダウンの激しいナタリア・ウルフ=ガスパリン(ブラジル)の強打を振り切り、6-3, 6-0のストレートで制した永田は「自分の流れが掴めなかった」と振り返った。
日本では戦うことが少ないレッドクレーについては「ドロップショットが有効です。今日はそんなに打っていないですが、大事な場面でトライ出来ました。クレーコートの特徴を活かして、ドロップやスライスを使えたらと思います」と述べた。
27日の決勝でに向けて「このような機会を与えていただいているので、出場権を勝ち取って本戦で戦えるように頑張ります」とローランギャロスで戦うチャンスを与えられていることへの感謝をかみしめていた。
今大会は今年3月に行われた日本予選大会を優勝した白石光(東京都/有明ジュニアテニスアカデミー所属/16歳)と永田の2名が、世界5カ国(中国、インド、ブラジル、韓国、アメリカ)の予選大会優勝選手たちと全仏オープン・ジュニアの本戦出場権をかけて戦う。
26日にフランス・パリ市内の名門クラブで行われる予選グループリーグを勝ち抜いた各グループ1位の選手が、27日の全仏オープンの会場で行われる決勝で本戦出場権を争う。
昨年、男子は
田島尚輝が惜しくも予選リーグ敗退。女子は
清水綾乃が
佐藤久真莉を決勝で破り、本戦への切符を手にした。
【開催概要】<日本語正式名称>
全仏オープン・ジュニア2017ワイルドカード選手権大会 in partnership with LONGINES パリ決勝大会
<英語正式名称>
RENDEZ-VOUS A ROLAND-GARROS IN PARTNERSHIP WITH LONGINES(ランデブー ア ローラン・ギャロス ジャパン イン パートナーシップ ウィズ ロンジン)
<日時>
2017年5月26日(金)、27日(土)※フランス現地時間
<試合形式>
・ベスト オブ スリータイブレークセット
・26日(金) 男女それぞれA・Bのグループリーグに分かれて試合を実施
・27日(土) 各グループ1位にて決勝戦を実施
※男女それぞれの優勝者には全仏オープン・ジュニア2017大会出場権を付与
<会場>
26日(金) フランス・パリ市内 名門クラブ
27日(土) 全仏オープン会場 ローラン・ギャロス内コート
<主催>
フランステニス連盟 (FFT)
<オフィシャルパートナー>
ロンジン
<出場選手>
各国予選大会を勝ち抜いた13歳から18歳までのプレーヤー 男女各6名
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