女子テニスのSAR ラ・プリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリ(モロッコ/ラバト、レッドクレー、WTAインターナショナル)は6日、シングルス決勝戦が行われ、第1シードの
A・パブリュチェンコワ(ロシア)がワイルドカードで出場の
F・スキアボーネ(イタリア)を7-5, 7-5のストレートで下して今季2勝目、キャリア通算10勝目をあげた。
接戦となったこの日、パブリュチェンコワはスキアボーネに3度のブレークを許すも、それを上回る5度のブレークに成功し、1時間43分で勝利を手にした。
今大会は、1回戦で予選勝者の
C・ペラン(アルゼンチン)(スイス)、2回戦で
E・マカロバ(ロシア)、準々決勝で第7シードの
L・デイビス(アメリカ)、準決勝で
S・エラーニ(イタリア)を下しての勝ち上がり。デイビス戦以外は全てストレートで勝利していた。
世界ランク16位のパブリュチェンコワは、4月のアビエルトGNP保険オープン(メキシコ/モンテレイ、ハード、WTAインターナショナル)決勝で当時世界ランク1位の
A・ケルバー(ドイツ)をフルセットで破り今シーズン初優勝を飾っていた。
一方、惜しくも準優勝となった36歳のスキアボーネは今大会に主催者推薦枠で出場し、ノーシードで決勝まで勝ち進んでいた。
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