男子テニスのTEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン(トルコ/イスタンブール、レッドクレー、ATP250)は5日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)が
D・ラヨビッチ(セルビア)を7-5, 6-2のストレートで下してベスト4へ進出し、2連覇へ前進した。
準決勝では、第2シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは準々決勝で第8シードの
S・ダルシス(ベルギー)を下して4強入りすると同時に、キャリア通算400勝目をあげた。
その他では第1シードの
M・ラオニッチ(カナダ)、第5シードの
V・トロイキ(セルビア)も準決勝へ駒を進めた。
世界ランク46位のシュワルツマンは身長170センチと小柄ながら、昨年のTEB BNPパリバ・イスタンブール・オープンを制してツアー初優勝を果たした実力者。4月のモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッド クレー、ATP1000)ではベスト8へ進出した。
また5日には、7日から開幕する男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)のシングルスの組み合わせ抽選が行われ、シュワルツマンは1回戦で世界ランク19位のA・ラモス=ヴィノラスと対戦する。
もしラモス=ヴィノラスを破り初戦を突破すると、2回戦では第6シードの
錦織圭と対戦する組み合わせ。錦織には、今年のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)2回戦で逆転負けを喫している。
>>マドリッドOP対戦表<<
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