男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は26日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク56位で20歳の
K・カチャノフ(ロシア)が第11シードの
P・クエバス(ウルグアイ)を7-6 (7-5), 7-6 (7-5)のストレートで破り、2年連続の3回戦進出を果たした。
>>杉田vsカレノ=ブスタ 1ポイント速報<<>>バルセロナ対戦表<<この日、カチャノフは油断を許さない接戦の中、2度のタイブレークをいずれも制し、1時間54分で勝利を手にした。
勝利の瞬間、カチャノフは飛び跳ねながら雄叫びをあげ、喜びを爆発させた。
3回戦では、第5シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。ゴファンは、同日の2回戦で
N・バシラシヴィリ(グルジア)をストレートで下しての勝ち上がり。
現在20歳のカチャノフは、昨年の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)で
F・ロペス(スペイン)ら格上の選手を破ってツアー初優勝を飾り、今年2月には自己最高の世界ランク48位を記録。
男子テニス界の次世代を担う選手として、
A・ズベレフ(ドイツ)や
T・フリッツ(アメリカ)らと共に「ネクスト・ジェネレーション」に選ばれた注目の若手選手である。
昨年のバルセロナ・オープンでは、2回戦で
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を破って3回戦進出を果たした。
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