男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ 準々決勝、フランスvsイギリス(フランス/ルーアン、室内クレー)は8日、ダブルス第1試合が行われ、
J・ベネトー(フランス)/
N・マウー(フランス)組がD・イングロット(英国)/
J・マレー(英国)組を7-6 (9-7), 5-7, 7-5, 7-5で破り、フランスは3-0で2年連続のベスト4進出を果たした。
この日、セットカウント2-1で迎えた第4セットでもお互い譲らない接戦を繰り広げた両組。
第10ゲームの1ポイント目、イングロットが放ったスマッシュをロブで返したマウーは、続けてマレーのスマッシュにも対応。その際、勢い余ってコートの外へと走り抜けたマウーは続くボールもコート外で返す粘りを見せて地元ファンを大いに沸かせた。
このポイントは取れなかったものの、その後は少ないチャンスを掴んでブレークに成功し、3時間20分の激戦に終止符が打たれた。
前日のシングルス2試合で
L・プイユ(フランス)とJ・シャーディがいずれも勝利をあげていたフランスは、3-0で4強入りを果たした。
9月15日から行われる準決勝では、
N・ジョコビッチ(セルビア)率いるセルビアと対戦する。セルビアは、同日に行われた準々決勝でスペインを3-0で下していた。
過去9度の優勝を誇るフランスだが、2001年以降タイトルから遠ざかっている。昨年は準決勝でクロアチアに2-3で敗れていた。
今大会は1回戦で日本を4-1で下して準々決勝に駒を進めていた。
フランスとイギリスの組み合わせは以下の通り。
【大会1日目】
シングルス第1試合:L・プイユ 7-5, 7-6 (8-6), 6-3
K・エドモンド(英国)シングルス第2試合:J・シャーディ 6-2, 6-3, 6-3
D・エヴァンス(英国)【大会2日目】
ダブルス第1試合:J・ベネトー/ N・マウー 7-6 (9-7), 5-7, 7-5, 7-5 D・イングロット/ J・マレー
【大会3日目】
シングルス第1試合:L・プイユ vs D・エヴァンス
シングルス第2試合:J・シャーディ vs K・エドモンド
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