男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で左膝の負傷により途中棄権した世界ランク58位の
西岡良仁は31日に自身のツイッターを更新し、検査結果が左脚の前十字靭帯断裂だったことを明かした。
J・ソック(アメリカ)とのマイアミ・オープン2回戦で、ボールを追いかけた際に左膝の怪我を負った西岡は「不幸中の幸いで、半月板や他の部分を一切傷めず前十字のみの断裂になったので、腫れと痛みがなく、今現在普通に生活できています」と綴った。
21歳の西岡は、今年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)でマスターズ初のベスト16進出を果たした。さらに4回戦では世界ランク3位の
S・ワウリンカ(スイス)をあと一歩まで追い詰める激闘を演じ、世界ランキングは自己最高の58位を記録。
キャリア最高の戦いを見せていた西岡だったが「選手に戻るためには手術が必須なので4月4日に手術を受けることになりました。術後リハビリとトレーニングの日々になり、今現在ではいつ試合に戻れるかは分かりません。しっかりと治療と体作りをして1日でも早くツアーに戻れるように努力します」と復帰時期は未定であることを報告。
「調子の良い時期だったので悔しいですけど、まずはこの怪我を治す事だけに集中します」
最後にファンへ向けて「当分試合を見てもらえなくなるのは悲しくて、本当に申し訳ありません。この期間にパワー蓄えて、またツアーで爆発出来るよう頑張るので、引き続き応援よろしくお願いいたします」と再起を誓った。
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