高校日本一を決める、第39回全国選抜高校テニス大会(福岡・博多の森テニス競技場/砂入り人工芝)は大会5日目の25日、女子団体決勝が行われ、相生学院(兵庫)が柳川(福岡)を3-2で破って大会初のタイトルを獲得し、アベック優勝を飾った。
>>男子 組み合わせ表<<>>女子 組み合わせ表<<この試合、相生学院はシングルス1の田中李佳とダブルス1の中島美夢/ 久田真穂がそれぞれストレートで勝利して、大会初優勝にあと1つとする。
その後は、シングルス2・3、ダブルス2が3面同時展開で行われた。相生学院はシングルス2の伊藤さつきがフルセットで敗れたが、シングルス3に登場した古賀麻尋が松葉朋夏とのロングラリーを制して優勝を決めた。
シングルス3の試合が終了し、チームの勝敗が決定した時点でダブルス2の試合が第2セットのタイブレークに突入していたため、そのまま試合が続けられ、柳川の草野京香/ 小池真優組が田中菜冴美/ 人見麗組に勝利して、女子団体決勝戦は幕を閉じた。
相生学院のアベック優勝は、2001年の柳川、2008年の長尾谷(大阪)に続いて、大会史上3校目となった。
柳川の松本妃那
相生学院の(左から)中島美夢と久田真穂
【相生学院 3-2 柳川】[シングルス1]
田中李佳 7-6 (7-1), 6-2 宮原三奈
[ダブルス1]
中島美夢/ 久田真穂 6-1, 6-4 渡邉千桂/ 東佑希乃
[シングルス2]
伊藤さつき 4-6, 6-4, 3-6 松本妃那
[ダブルス2]
田中菜冴美/ 人見麗 0-6, 6-7 (7-8) 草野京香/ 小池真優
[シングルス3]
古賀麻尋 6-3, 6-0 松葉朋夏
今大会は21日から25日に団体戦、23日から26日に個人戦が行われる。団体戦はダブルス2本、シングルス3本の計5試合のうち3勝した高校が勝ち上がる。
個人戦はシングルスのみで、各出場校のNo.1に登録された選手が出場資格を得られ、自校の団体が終了した時点から出場する変則型のトーナメント方式で行われる。(団体決勝に勝ち上がったチームのNo.1選手は、個人の準決勝から出場する)個人戦の優勝者は全米オープン・ジュニアの予選出場資格が与えられる。
昨年の団体戦は、男子が湘南工大附(神奈川)、女子は野田学園(山口)が優勝を飾った。
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