男子テニスの下部大会である第53回 島津全日本室内テニス選手権大会(日本/京都、室内カーペット、ATPチャレンジャー)は26日、シングルス決勝が行われ、
内山靖崇が第6シードの
B・カブチッチ(スロベニア)を6-3, 6-4のストレートで破り、ATPチャレンジャー初優勝を果たした。
決勝戦、17本のサービスエースを決めた内山はカブチッチに1度もブレークを許さず、1時間10分で優勝を決めた。
ガッツポーズの内山靖崇
今年は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)予選2回戦で敗退。その後は国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対フランス(日本/東京、ハード)で日本の敗退が決まっている中、最終日のシングルスで勝利をあげる活躍を見せた。
準優勝のカブチッチ
一方、準優勝のカブチッチは世界ランキングで2012年に68位を記録。四大大会では2013年の全豪オープンと2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で3回戦へ進出している。
また、昨年優勝した第1シードの
杉田祐一と18歳の
綿貫陽介は準々決勝で敗退した。
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