男子テニスツアーのデルレイ・ビーチ・オープン(アメリカ/デルレイ・ビーチ、ハード、ATP250)に、世界ランク42位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が第7シードで出場する。
デル=ポトロが公式戦に姿を見せるのは、昨年11月の国別対抗戦デビスカップ決勝 クロアチア戦(クロアチア/ザグレブ、ハード)以来。2017年初戦となる今大会で6年ぶり2度目の優勝を狙う。
1回戦では、
K・アンダーソン(南アフリカ)と顔を合わせる。両者は今回が6度目の対戦で、デル=ポトロの5連勝中。世界屈指のビッグサーバーであるアンダーソンは、現在75位まで世界ランクを落としているが、2015年には同10位を記録した実力者。これまで3度のツアータイトルを獲得している。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、デル=ポトロは準々決勝で第4シードの
S・クエリー(アメリカ)、準決勝で第1シードの
M・ラオニッチ(カナダ)と対戦する組み合わせ。
元世界ランク4位で2009年の全米オープン覇者であるデル=ポトロは、近年左手首の怪我に悩まされていたが、昨年2月に復帰。リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、 ハード)では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)らを破って銀メダルを獲得した。
さらにデビスカップ決勝では、1勝2敗で迎えた最終日のシングルス第1試合で2セットダウンの崖っぷちから6-7 (4-7), 2-6, 7-5, 6-4, 6-3の大逆転で
M・チリッチ(クロアチア)を下してアルゼンチンの優勝に大きく貢献し、完全復活を印象づけた。
今大会のシード勢は、第1シードがラオニッチ、第2シードが
I・カルロビッチ(クロアチア)、第3シードが
J・ソック(アメリカ)、第4シードがクエリー、第5シードが
S・ジョンソン(アメリカ)、第6シードが
B・トミック(オーストラリア)、第7シードがデル=ポトロ、第8シードが
K・エドモンド(英国)。
2008年のデルレイ・ビーチ・オープンで、当時18歳でツアー初優勝を飾った
錦織圭は、今週からリオ・オープン(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)に第1シードで出場。1回戦で地元の
T・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。
>>錦織vsベルッチ 1ポイント速報<<>>リオOP対戦表<<
■関連ニュース■
・デルポら登場で大盛り上がり・涙デルポ「一生忘れない」・デルポ 地元エキシビで優勝