男子テニスのアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、ATP250)は16日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
錦織圭が世界ランク50位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を5-7, 6-2, 6-2の逆転で下して5年ぶり2度目のベスト8進出を果たし、今季クレー初戦を白星で飾った。
>>錦織vsソウサ 1ポイント速報<<>>アルゼンチンOP対戦表<<3週間ぶりの実戦となった錦織は、コートを広く使ったストロークで第1ゲームでいきなりブレークに成功。しかし、自身のミスが重なり第6・12ゲームでブレークを許して第1セットを落とす。
第2セットもシュワルツマンにペースを握られたが、得意のドロップショットを決めて第5ゲームで先にブレーク。続く第7ゲームで再びシュワルツマンのサービスゲームを破ってファイナルセットに突入。
迎えた最終セット、第1ゲームでブレークに成功した錦織が主導権を握ると、その後も激しいストローク戦を制して勝利した。
準々決勝では、第6シードの
J・ソウサ(ポルトガル)と対戦する。両者は今回が2度目の対戦で、錦織の1敗。2016年の楽天ジャパン・オープン(東京/有明コロシアム、ハード、ATP500)2回戦では臀部の痛みにより途中棄権した。
錦織はブリスベン国際(オーストラリア/ ブリスベン、ハード、ATP250)で準優勝を飾り、今シーズンをスタート。続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランド スラム)では、4回戦で
R・フェデラー(スイス)に7-6 (7-4), 4-6, 1-6, 6-4, 3-6のフルセットで敗退。今回が今季3大会目となる。
今年は、前人未到の4連覇を達成したメンフィスオープン(アメリカ/メンフィス、ハード、ATP250)を欠場し、アルゼンチン・オープンと20日からのリオ・オープン(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)のクレー2大会に挑む。
上位シード勢が勝ち上がった場合、準決勝で第3シードの
D・フェレール(スペイン)、決勝で第2シードの
P・クエバス(ウルグアイ)と対戦する組み合わせ。
昨年のアルゼンチン・オープンではD・ティエムが
N・アルマグロ(スペイン)を7-6 (7-2), 3-6, 7-6 (7-4)のフルセットで下し、初のタイトルを獲得した。
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