男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 日本対フランス(日本/東京、ハード)は最終日の5日、シングルス第2試合が行われ、世界ランク230位の
内山靖崇が同101位の
PH・エルベール(フランス)に6-4, 6-4のストレートで勝利し、日本は1勝をあげた。
第1セット、内山は200キロを超えるサービスを軸に、ダブルス巧者のエルベールに食らいつき、第7セットで先にブレークに成功してこのセットを先取。
続く第2セットでも、落ち着いてプレーした内山は、第3ゲームでエルベールのサービスゲームを破り、その後もリードを守って勝利した。
同日の第1試合に登場した
西岡良仁は
N・マウー(フランス)と対戦したが、左腕の負傷により第2セット第2ゲーム終了時点で途中棄権した。
大会初日の3日、
ダニエル太郎は
R・ガスケ(フランス)、西岡は
G・シモン(フランス)にストレート負け。4日のダブルスは
杉田祐一/ 内山組がエルベール/ マウー組にストレートで敗れた。この結果、日本は最終日を残して敗退が決定し、9月のプレーオフ(入れ替え戦)でワールドグループ残留をかけて戦う。
エースの
錦織圭は、南米のツアー大会を優先のため欠場している。
日本とフランスの組み合わせは、以下の通り。
【大会1日目】
・シングルス第1試合:ダニエル太郎 2-6, 3-6, 2-6 R・ガスケ
・シングルス第2試合:西岡良仁 3-6, 3-6, 4-6 G・シモン
【大会2日目】
・ダブルス第1試合:杉田祐一/ 内山靖崇 3-6, 4-6, 4-6 PH・エルベール/ N・マウー
【大会3日目】
・シングルス第1試合:西岡良仁 1-6, 1-1 ret N・マウー
・シングルス第2試合:内山靖崇 6-4, 6-4 PH・エルベール
デビスカップは、初日に各国1位の選手と2位の選手によるシングルスをそれぞれ行う。2日目にダブルス1試合、最終日の3日目は両国1位と2位同士のシングルス2試合の合計5試合が行われ、3勝した国が勝利する。
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