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テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は２４日、男子シングルス準々決勝が行われ、４回戦で第１シードのＡ・マレー（英国）を破る大金星をあげた世界ランク５０位のＭ・ズベレフ（ドイツ）に6-1, 7-5, 6-2のストレートで勝利し、２年連続１３度目のベスト４進出を果たした第１７シードのＲ・フェデラー（スイス）が、試合後のオンコートインタビューで「彼（ズベレフ）は本当に素晴らしかった。以前はよく怪我をしていたから、彼のカムバックは本当に嬉しい」と、ズベレフを称賛した。

＞＞全豪OP 対戦表＜＜

この日、フェデラーは６５本ものウィナーを決めてズベレフを圧倒。トータルで１度しかブレークを許さず、１時間３２分で勝利した。

「（ズベレフは）大会を通して素晴らしかった。Ｊ・イズナー（アメリカ）とのタフマッチ、それからマレーにも勝った。彼にとってはベストランキングになるだろうね」

サーブ・アンド・ボレーが特徴のズベレフについて「確かに現代テニスで、あのようなタイプはいない。パッシングが多くなるから面白い。最近のボールの性質にもよるけど、ミーシャ（ズベレフ）のようなタイプがこれからもっとツアーで増えればいいと思う」とコメントした。

準決勝では、同じスイス勢の第４シードのＳ・ワウリンカ（スイス）と対戦する。

ワウリンカについては「スタン（ワウリンカ）と共にベスト４に残れて良かった。彼は全米オープンから強さを証明している。デビスカップやダブルスで一緒の時間を過ごしてきた。彼は今、最高のビッグヒッター」と対戦を楽しみにしていた。

最後に「（ワウリンカは）そろそろ、勝ち続けるのは十分だろう？」とフェデラーは冗談を言い、会場を沸かせていた。

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