テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は23日、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)らシード勢を次々と破る快進撃を見せていた世界ランク117位の
D・イストミン(ウズベキスタン)は第15シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に6-2, 6-7 (2-7), 2-6, 1-6の逆転で敗れ、四大大会初のベスト8進出とはならなかった。
>>ナダルvsモンフィス 1ポイント速報<<>>全豪OP 対戦表<<第1セット、イストミンはディミトロフを圧倒してこのセットを先取。しかし、第2セットをタイブレークの末に落とした時点で左脚付近、第3セットの第3ゲームを終えた時にも腰付近を治療するなど、万全の状態で戦うことが出来ず、続く第3・4セットを落として無念の逆転負けを喫した。
現在30歳のイストミンは、1回戦で
I・ドディグ(クロアチア)を下すと、2回戦では第2シードのジョコビッチを破る大番狂わせを起こした。その勢いは3回戦でも続き、第30シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)にフルセットで勝利し、全豪オープンで初のベスト16進出を果たしていた。
一方、勝利したディミトロフは、準々決勝で第11シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。両者は今回が2度目対戦で、ディミトロフの1勝。
同日の4回戦でゴファンは、第8シードのD・ティエムを逆転で下しての勝ち上がり。
世界ランク15位のディミトロフは、前哨戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)決勝で
錦織圭を破り、今大会へ臨んでいる。
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