男子テニスのエキシビション・イベント、ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード)は31日、シングルス決勝が行われ、世界ランク9位の
R・ナダル(スペイン)が同11位の
D・ゴファン(ベルギー)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで下して優勝を果たし、2017年へ弾みをつけた。
ナダルは初戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、準決勝で
M・ラオニッチ(カナダ)を破っての勝ち上がりだった。
2015・2016年の2年連続でグランドスラム無冠のシーズンを送った元世界ランク1位のナダルは、2017年に向けて
C・モヤ(スペイン)をコーチに招いている。
2017年はブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)からスタートするナダルは、1回戦で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。同大会にはラオニッチ、
S・ワウリンカ(スイス)、
錦織圭、D・ティエムらが出場する。
>>ブリスベン国際 対戦表<<一方、準優勝のゴファンは初戦で
JW・ツォンガ(フランス)、準決勝で世界ランク1位の
A・マレー(英国)を下し、ナダルとの決勝へ進出していた。
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