女子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、プレミア)は30日、シングルス予選1回戦が行われ、元世界ランク40位の
森田あゆみは同4位の
F・スキアボーネ(イタリア)と対戦するも、6-7 (5-7), 0-2の時点で途中棄権し、復帰戦を白星で飾ることができなかった。
この試合森田は、4度相手のサービスゲームを破るも、自身は5度のブレークを許して第1セットを落とすと、続く第2セットでは0-2となった時点でリタイアとなった。
両者は今回が3度目の対戦で、森田の3連敗となった。
現在26歳の森田は近年怪我に悩まされ、2015年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、 芝、グランドスラム)以降ツアーを離れていたが、今年6月のITFサーキットの高雄大会(台湾/高雄、ハード、1万ドル)で1年ぶりに復帰。予選1回戦で
林恵里奈と対戦したが、試合途中でリタイアしていた。
勝利したスキアボーネは、シングルス予選2回戦で世界ランク113位の
J・ブレイディ(アメリカ)(アメリカ)と対戦する。今大会は予選3試合を勝ち抜くと本戦入りとなる。
今大会本戦には世界ランク1位の
A・ケルバー(ドイツ)、2016年のBNPパリバWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)で優勝した
D・チブルコワ(スロバキア)、
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、
G・ムグルサ(スペイン)、
S・クズネツォワ(ロシア)らが出場予定。
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