女子プロテニス協会のWTAは21日、強盗に襲撃されて利き手の左手に重傷を負った世界ランク11位の
P・クヴィトバ(チェコ共和国)は復帰まで6カ月が必要と掲載した。
これまで2度ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制したクヴィトバは、チェコ共和国のプロスチェヨフにある自宅で強盗に襲われた際、身を守ろうとして負傷した左手を20日に手術。
「医師のラデク・ケブール氏が述べたところによると、ペトラ(クヴィトバ)の左手の手術は成功し、合併症などはないだろうと語っていた」という声明が、クヴィトバの広報から出された。
続けて「ペトラは14日間ほどの入院が必要で、術後6-8週間後から徐々にリハビリを始められるだろう。リハビリが順調にいけば、3カ月後に(もちろんテニスをするには至らないが)ラケットを握れるようになるだろう」とも伝えている。
19日にクヴィトバは、2017年のシーズン開幕と同時に出場を予定していたホップマン・カップ(オーストラリア/パース、ハード)を、右足の疲労骨折を理由に欠場することを発表していた。
今年はツアー2大会で優勝し、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、 ハード)では銅メダルを獲得した。
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