男子テニスのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、第5シードの
錦織圭は第11シードの
JW・ツォンガ(フランス)から2本のマッチポイントを握るも6-0, 3-6, 6-7 (3-7)の逆転で敗れた。第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)や第2シードの
A・マレー(英国)らベスト8が出揃った。
>>パリバ・マスターズ対戦表<<この日、錦織はツォンガから第1セットを6-0で取る好調さを見せるも、続く第2セットを落とし、ファイナルセットでは2本のマッチポイントを握るもチャンスを活かせず逆転負けとなった。
錦織に勝利したツォンガは、準々決勝で第4シードのM・ラオニチと対戦する。ラオニチは、同日の試合で第16シードの
P・クエバス(ウルグアイ)を下しての勝ち上がり。
その他では第1シードのジョコビッチ、第2シードのマレー、第7シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)、
J・ソック(アメリカ)、
J・イズナー(アメリカ)がベスト8進出を決めた。
今大会の結果次第で、ジョコビッチは世界ランク2位後退の危機を迎えている。ジョコビッチが決勝進出を逃してマレーが今大会で優勝するか、マレーが決勝へ進出しジョコビッチが準決勝前に敗退すると、マレーとジョコビッチのランキングが入れ替わる。
また、「RACE TO LONDON」(最終戦出場ランキング)の上位8選手が出場出来るATPワールドツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、ハード)への出場枠は残り1枠となっており、D・ティエム、ベルディヒ、ツォンガの3選手に可能性が残されている。
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