男子テニスのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード、ATP1000)は1日、シングルス1回戦が行われ、
G・ミュラー(ルクセンブルグ)が
N・アルマグロ(スペイン)を6-3, 6-3のストレートで下した。この結果、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は初戦の2回戦で世界ランク34位のミュラーと対戦することが決まった。
>>パリバ・マスターズ対戦表<<ジョコビッチは、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に敗れて以降、続くチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、ATP500)を肘の怪我で欠場。復帰戦の上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は準決勝で
R・バウティスタ=アグ(スペイン)にストレートで敗れるなど、精彩を欠いている。
今大会はジョコビッチにとって、世界ランク1位の座を死守するための重要な大会。ジョコビッチが決勝進出を逃して
A・マレー(英国)が今大会で優勝するか、マレーが決勝進出を果たしてジョコビッチが準決勝前に敗退すると、マレーとジョコビッチのランキングが入れ替わる。
ジョコビッチと2回戦で対戦するミュラーは、前週のスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)準決勝で
錦織圭から2本のマッチポイントを握る接戦を繰り広げていた。
錦織は、BNPパリバ・マスターズに第5シードで出場しており、2日に行われる2回戦で世界ランク28位の
V・トロイキ(セルビア)と対戦する。
>>錦織vsトロイキ 1ポイント速報<<
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