テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)が世界ランク64位の
D・エヴァンス(英国)を4-6, 6-3, 6-7 (6-8), 7-6 (10-8), 6-2のフルセットで下し、辛くも5年連続のベスト16進出を果たした。
>>全米オープン対戦表<<この試合、2セットダウンの崖っぷちに立たされたワウリンカは、第4セットのタイブレークでエヴァンスにマッチポイントを握られるも10-8で制し、ファイナルセットへ持ち込む。
ダニエル・エヴァンス
勢いに乗ったワウリンカはファイナルセットで3度のブレークに成功し、4時間2分に亘る熱戦を制した。
4回戦では、
I・マルチェンコ(ウクライナ)と対戦する。
世界ランク3位のワウリンカは、2014年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾り、2015年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではグランドスラム2勝目をあげた。全米オープンは2013・2015年のベスト4進出が最高成績。
一方、敗れたエヴァンスは、2013年の全米オープン1回戦で
錦織圭(日本)、2回戦で
B・トミック(オーストラリア)を下し、四大大会初の3回戦進出を果たした。昨年は予選1回戦で敗退。
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