大学テニス日本一の座をかけた平成28年度全日本学生テニス選手権大会(インカレ)は19日、岐阜メモリアルセンター(岐阜県岐阜市/ハードコート)で男子シングルス準決勝が行われ、1年生の望月勇希(中央大)が西脇一樹(明治大)を6-3, 6-1のストレートで破り、決勝進出を果たした。
ここまで1セットも落とすことなく勝ち上がってきた両者の試合はセンターコートで行われた。
立ち上がりは互いにラリーを続け探り合いが続くも、先に勝負を仕掛けたのは望月。第1セットをゲームカウント6-3で先取すると、その勢いのまま第2セットでは1ゲームしか与えずストレートで西脇を下した。
望月のアグレッシブなプレーに、ミスを重ねた西脇は最後のインカレをベスト4で終えた。
ベスト4で最後のインカレを終えた西脇予選から勝ち上がってきた望月は昨年の高校日本一に続き、大学日本一のタイトル獲得へあと1勝に迫った。
個人戦シングルスは96名の選手が出場しており、トーナメントで競い合う。試合形式は3セットマッチで行われる。
男子シングルスの上位シード勢は、
諱五貴(日本)(明治大)、染矢和隆(関西大)、
竹元佑亮(日本)(関西大)、
上杉海斗(日本)(慶應大)。
昨年の同大会では
今井慎太郎(日本)(早稲田大卒)が優勝を飾った。
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