男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は27日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
錦織圭(日本)が予選勝者で世界ランク131位の
D・ノビコフ(アメリカ)を6-4, 7-5のストレートで下して2回戦突破を果たした。3回戦では同118位の
R・ラム(アメリカ)と対戦する。
>>錦織vsノビコフ1ポイント速報<<>>ロジャーズカップ対戦表<<錦織とラムは今回が3度目の対戦で、過去は1勝1敗。
32歳のラムは、元世界ランク1位の
P・サンプラス(アメリカ)に似たフォームからのサーブ・アンド・ボレーを得意としており、これまでツアー2大会で優勝している。世界ランキングでは今年4月に自己最高の56位を記録した。
また、今年2月には東京体育館で行われた第30回テニス日本リーグにも出場していた。
今大会は1回戦で
E・ガルビス(ラトビア)、2回戦では第13シードの
L・プイユ(フランス)をストレートで破る番狂わせで3回戦進出を決めている。
一方、錦織は7月上旬に途中棄権したウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来の復帰戦でストレート勝ちをおさめて3回戦へ駒を進めた。
上位シード勢が順当に勝ち進んだ場合、準々決勝で第8シードの
M・チリッチ(クロアチア)、準決勝で第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)と第6シードの
D・ティエム(オーストリア)のどちらかと対戦する組み合わせ。
これまでのマスターズは2014年のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)と今年のマイアミ・オープン(アメリカ/ マイアミ、ハード、ATP1000)で決勝へ進出するもタイトル獲得を逃している。
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